2011年8月2日火曜日

あっぱれ爺さん

とは、今年78歳になった実父のことで・・・
先週久しぶりに実家に帰った。


相変わらず元気、というか元気過ぎる。
とても今週、心臓血管のの大手術をする爺様には見えない。

驚いた事に、20年同居していた彼女とついに籍を入れるそうな・・・
父の面倒を見てくれていたのだから、そうするべきでしょう。
娘としては複雑な思いもあるけど、ここは快くお祝いしなければね。

更にここに来て会社を立ち上げると言う・・・

失敗するかもしれないのだから止めれば?と皆反対したのだが、
夫婦でもう登記してしまったらしい。

聞くと、

「一時期は何十もあった名刺の裏の肩書きがどんどん減り
仕事がどんどん無くなっていく現実にむなしさを感じる
生きがいが欲しい
人間、夢を持っていないと生きていてもむなしいものな」

78歳のお年寄りの言葉か?
耳を疑った。
もう仕事に生きがいを感じる歳じゃないんと違う?
余生を好きな絵とか描いてのんびり過ごす事に生きがいを感じる そんな時期じゃない?

とか思ったよ。

海外旅行はするは、ゴルフは週に何回も行くは、絵は描くは、PCにハマってSkypeは使うは
人の数倍は楽しんでると思うけどね。

ここ来て結婚、会社立ち上げですか・・・
なんか「夢を持たないと・・・」なんて78歳のおじいちゃんから聞くと思わなかったよ。

結構衝撃なんだよね、この言葉。
私ですら、夢なんてもう忘れてたし、正直今は無いし。

私より、ずっと元気なんだよね、この人。

どうか、今週の手術成功して、父の夢、叶えさせてください。

0 件のコメント:

コメントを投稿